東日本地区のステンレス鋼材加工・販売会社を新設立、「(株)IN(アイエヌ)ステンレス加工センター」稼動開始

加工技術を生かし川下の販売強化を目指す

 岩谷産業は、西沢ステンレス(株)(本社:千葉、社長:松本史朗、資本金:3,000万円)、新潟ステンレス加工(株)(本社:新潟、社長:渡邊義明、資本金:5,000万円)と合弁で、東日本地区でのステンレス加工・販売事業の強化としての新会社「(株)ⅠNステンレス加工センター」を5月1日に設立、6月1日より正式稼動する。
 新会社は、西沢ステンレス(株)より、千葉・福島の2工場の設備他全ての提供を受け、同社が東日本地区で行っているステンレス加工・販売事業の継承および販売拡大を行う。初年度売上目標は7億円。

 [新会社設立の目的]
 ステンレス業界では、主原料であるニッケル価格の高騰を背景に、市場環境は今後とも厳しさを増すものと予想される。新会社設立により、新会社が保有する加工設備を西沢ステンレス(株)、新潟ステンレス加工(株)の技術的な支援のもと、最大限に活用することにより、市場での競争力の強化と新しい需要の開拓をめざす。

 

■「(株)INステンレス加工センター」の概要
社名   :株式会社INステンレス加工センター
所在地  :千葉県市原市青柳北2丁目7番22号
役員構成 :代表取締役社長 前鶴 靖(岩谷産業(株) 金属部 シニアマネージャー)、取締役 堀口 勇一(岩谷産業(株) マテリアル本部 副本部長)、取締役 松本 史朗(西沢ステンレス(株) 代表取締役社長)、取締役 渡邊 義明(新潟ステンレス加工(株) 代表取締役社長)
設立     :平成19年5月1日
資本金  :1億3,000万円
出資比率 :岩谷産業株式会社 51%、西沢ステンレス株式会社関連(個人) 29%、新潟ステンレス加工株式会社 20%
工場     :千葉県・福島県
工場主な設備:プラズマ切断機 板厚 90㎜×幅2500mm×長さ12000mmまで切断可能、レーザー切断機 板厚 16㎜×幅2500mm×長さ 6100mmまで切断可能、縦ノコ切断機  板厚 300㎜×幅1219mm×長さ 9180mmまで切断可能