「日本縦断 燃料電池車・水素自動車キャラバン」を完走

 9月20日に種子島宇宙センターを出発した、「日本縦断 燃料電池車・水素自動車キャラバン」は、10月22日、予定通り稚内市に到着し、関係者・一般来場者150名の見守る中、ゴールの北防波堤ドームで到着式が行われた。
 
【ゴールの稚内を、水素エネルギー社会への新たなスタートへ】
 10月22日12時30分、勇壮な稚内海峡太鼓に迎えられ、ゴールである稚内・北防波堤ドームにキャラバン隊が到着。隊員6名にミス流氷よりねぎらいの花束が贈られ、また隊員より横田稚内市長へ、名越南種子町長からのメッセージが手渡された。

 横田市長から歓迎の挨拶の中で、「稚内はゴールではなく、未来へ向けて水素エネルギー社会を実現していくための、スタート地点である」とエールが述べられた。
 
【結果報告】
 今回のキャラバンで走行距離約6000キロを無事走破したことで、岩谷産業では「水素エネルギー時代がすでに入り口に来ていることを実感しています。また、9000人余りの皆様にサイエンス教室や試乗会を通して、水素を身近なものと実感していただけたと考えております。そして何よりも今回のキャラバンを通して、日本各地で新エネルギーや環境に取り組む皆様と、水素のネットワークを作ることができたことが、かけがえのない収穫であったと感じております」とコメントしている。

キャラバンの結果は以下の通り。

■総走行距離 5,930km(試乗会を除く)
■サイエンス教室開催 34回
■試乗会開催 42回
■参加者数 延べ約9000名