エア・ウォーター、長野県松本市に「生活アシストセンター松本」を開設

 エア・ウォーターは、長野県松本市に健康増進と介護予防分野に強みを持った複合型介護福祉施設「生活アシストセンター松本」を2013年 5 月1日に開設した。
 同施設は、これまでにない介護福祉施設として「デイサービス」、「サービス付き高齢者向け住宅」の各施設に加え、介護予防や運動教室など、利用者ごとの個別プログラムによる健康管理に特化した「フィットネススペース」を併設した複合型施設。

 エア・ウォーターは、1994年に産業・医療用ガスの事業拠点を松本市に開設以来、エア・ウォーター総合開発研究所の開設、施設型農業への参入、さらに清涼飲料水製造販売など事業領域を広げ、現在では13の事業に1,000 名を超える従業員が信州で地域に根ざし事業に携わっている。
 2000年に長野県松本市にある特別養護老人ホーム「サルビア」の設立支援に携わって以来、そこで得た経験とノウハウを礎に、エア・ウォーターの重要な事業のひとつとして福祉介護関連事業に積極的に参画し、これまでに松本市を中心に3ヵ所の施設を運営してきた。今回開設した生活アシストセンター松本は、エア・ウォーターにとって4番目の施設となる。

 エア・ウォーターが推進する福祉介護事業は介護福祉施設を核として、地域に集積したグループ企業が連携し、それぞれが持てるサービスを介護福祉施設の運営に役立てることにより、安全かつ高品質なサービスを提供するところに特長がある。
 その中でも、生活アシストセンター松本にはこれまでにない先進性があり、介護予防・運動教室分野において国内トップクラスの経験とノウハウを有する松本大学 人間健康学部の全面的協力による監修のもと、リハビリや介護予防に特化したデイサービスや健康管理を組み合わせ、健康で活き活きとした生活を維持できるよう導くことに重点を置いている。また、医療面からのサポートも隣接する医療機関の協力で、安心の体制を構築した。

 エア・ウォーターは福祉介護事業を通じて、松本市が推進する「健康寿命延伸都市構想」による健康で長寿なまちづくりへも貢献する。

【施設概要】
施設の所在地:長野県松本市庄内三丁目4番41号
代表者:代表取締役社長 泉田 孝
運営会社名:株式会社 AW(エーダブリュー) あんじゅり
敷地面積:1,639.79 ㎡
建物の構造:鉄骨造2階建て
延床面積:1,482.58 ㎡
施設内用:①サービス付き高齢者向け住宅 『千歳緑(ちとせみどり)』、全20 室、共同スペース(デイルーム)他。②デイサービス 『美事(みごと)』、定員35 名。③フィットネススペース、運動教室。