大分サンソセンター放液溜破裂事故(第一報)

 大陽日酸の関連会社である大分サンソセンター(社長:田邉信司)で2014年12月12日午前、 不要となった液体のガス(酸素、窒素、アルゴン)を空気中に放出するための設備となる放液溜が破裂する事故が発生した。事故原因については現在調査中。この事故よる 人的被害、火災の発生は無い。 大分サンソセンターの空気分離装置は稼働中。液化プラントのみ調査のため停止している。

1.事故発生場所
大分市大字西ノ洲1番地 株式会社大分サンソセンター
(新日鐵住金株式会社 大分製鐵所 構内)

2.発生日時
2014年12月12日(金) 午前9時6分

3.発生経緯
午前6時 55 分 3号機空気分離装置を通常作業で停止
午前8時 3号機空気分離装置から放液溜に放液を開始
午前9時6分 放液溜が破裂
※「放液溜」:製品としては不要となった液体のガス(酸素、窒素、アルゴン)を空気中に放出するための設備

4.事故原因
調査中

5.被害状況
人的被害は無し。火災の発生は無し。放液溜が破裂。
空気分離装置は稼働中。液化プラントのみ調査のため停止中。

6.大分サンソセンターの概要
会社名: 株式会社大分サンソセンター
社長: 田邉信司
設立: 1970年3月30日
株主: 新日鐵住金株式会社 50%、大陽日酸株式会社 50%
事業内容: 空気分離装置で製造した酸素、窒素、アルゴンガスをパイプラインで新日鐵住金大分製鐵所に24時間連続供給。同時に製造した液体酸素、窒素、アルゴンは大陽日酸を通じてタンクローリーで九州全域のユーザーに供給。