燃料電池自動車「 トヨタ 『MIRAI』」が岩谷産業東京本社に社用車として納車

 岩谷産業は、トヨタ自動車が、2014年12月に世界で初めて一般発売を開始した、水素をエネルギーとする燃料電池自動車(FCV) 『MIRAI』 を購入し、2015年2月6日、1台目が東京本社に納車された。

 岩谷産業は70年以上前から「水素」に着目し、その開発と普及拡大に取り組んできた。水素の製造、輸送、貯蔵、供給、保安などあらゆる知見や技術、ノウハウで、水素インフラ社会の実現に向けて、自動車メーカーと共にその取り組みを加速させている。
 今回の『MIRAI』は、来るべき水素エネルギー社会に向けた情報発信や水素に関する正しい知識の普及活動、次代を担う子どもたちへの啓発活動などにも有効利用される。

 岩谷産業は本社・支社・グループ会社で合計9台の購入を予定。

 

納車された「MIRAI」

 

 

※燃料電池自動車(FCV)の概要

名称 MIRAI
販売開始 2014年12月15日
納車日 2015年2月6日
カラー ダークレッドマイカ メタリック
公称使用圧力 70MPa(700気圧)
充填時間 約3分(一回あたりの水素充填時間)
一充填走行距離(参考値) 約650km
タンク容量 122.4リットル
全長×全幅×全高 4,890㎜×1,815㎜×1,535㎜
乗車定員 4名

 なお、国の施策を受けて、2015年度までに100カ所の商用水素ステーションの建設が進められており、岩谷産業はそのうち20ヵ所のステーションを設置する予定になっている。