プラズマ溶接システム 「サンアーク®プラズママイスター」を開発

 大陽日酸は、新しい高能率なプラズマ溶接システムを開発し、2016国際ウエルディングショー(2016年4月13日〜16日 インテックス大阪)に出展する。

 プラズマ溶接法は、TIG溶接法と比べて、熱ひずみが小さく、溶接速度を著しく向上させることが可能な溶接方法。また、これまでの消耗電極式アーク溶接やサブマージ溶接では両面溶接が必要であったものを、片面溶接へ変更できるため、大幅な作業コストの低減を図ることができる。
 本システムでは、新たに開発したプラズマ制御方法により、市販のTIG溶接電源を用いて、プラズマ溶接法を実現することができる。
 パイロットガス及びシールドガスとして、大陽日酸の PH サンアーク®や AH サンアーク®等、専用のシールドガスを使用することにより、本システムの特長をさらに向上させることができる。

本システムは、以下の機器で構成される。
①専用プラズマ制御装置
②プラズマ溶接トーチ及びフィラーユニット
③パイロットガス及びシールドガス(専用サンアーク®)