ベトナムジャパンガスが北部フンイエン工場第2号空気分離装置竣工

 大陽日酸のベトナム現地法人「 Vietnam Japan Gas Joint Stock Company」(以下、ベトナムジャパンガス 社長:矢菅治彦)は、ベトナム北部エリアにあるフンイエン工場に第2号空気分離装置を建設した。同装置の竣工に合わせ、ベトナムジャパンガスが 21 世紀に会社設立 21 周年を迎えることを記念し、2017年4月 14 日に式典を開催した。

 大陽日酸は、1996 年にベトナム南部ドンナイ省を本社とするベトナムジャパンガスを設立し、以降 21 年にわたり、ベトナムの経済発展に伴い事業を拡大してきた。現在までにベトナム南部に5基、北部に1基の空気分離装置を所有し、工業ガスビジネスを展開している。
 ベトナムでは日本をはじめとする海外からの直接投資が年々増加しており、特に北部では電子産業で中国からの工場移転等により産業ガス需要が大きく増加、これに対応するためフンイエン工場での2基目となる、第2号空気分離装置を建設0した。

【フンイエン工場第2号空気分離装置仕様】
・生産能力 液体 3,000 ㎥/h (液化酸素、液化窒素合計)
      ガス 4,000 ㎥/h (窒素ガス)
・完成時期 2016 年 10 月

【竣工式並びに記念式典】
 ベトナムジャパンガスでは、フンイエン工場第2号空気分離装置の竣工に合わせて、同社設立から 21 周年である「21 世紀 21 周年」およびハノイ支店設立 10周年を記念し、4月 14 日午前 10 時(現地時間)から、フンイエン工場内において、記念式典を開催した。式典では、地元政府高官、現地取引先等約 150 名が出席、梅田邦夫 駐ベトナム日本国特命全権大使、ダン・ゴック・クイン フンエン省人民委員会副委員長が祝辞を披露し、盛大に執り行われた。