PSA式窒素ガス発生装置 遠隔サポートサービス及びメンテナンスパックの販売開始

 大陽日酸は、PSA 式窒素ガス発生装置(以下、窒素 PSA)の安心・安定稼動を目的に、IoT 利用によるユーザーの日常管理を支援する遠隔サポートサービスと整備内容が選択できるメンテナンスパックを 2017 年 7 月より販売する。

 遠隔サポートサービスは、窒素 PSA に通信機器を搭載し、大陽日酸のクラウドサーバーを利用して、原料空気圧縮機を含めた運転状況の確認、警報通知や定期的な運転状況レポートを提出することで、ユーザーの設備管理を支援するサービス。各設備の情報は大陽日酸本社(東京都品川区)で一括管理し、全国のメンテナンスグループ会社とも情報共有することで全国の顧客サービス向上に努める。

 納入した設備のメンテナンスについては、これまでは稼働時間基準による整備提案をおこなっていたが、設備診断による必要な整備提案や、整備計画を容易にする定額プランを用意した。整備内容を選択できるメンテナンスパックを販売することで、窒素 PSA の安定稼動をサポートする。