北海道エア・ウォーター、LINE アプリを活用したお客様サービスを開始

 エア・ウォーターグループの北海道エア・ウォーター(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:曽我部康)は、LPガスや灯油のユーザーからの申し込みや問い合わせに対し、LINEアプリ上で、迅速に対応するサービスを2018年6 月20 日より開始する。

 本サービスは、保守点検の申し込みやポイントサービスの手続きなどに対し、LINE アプリ上で迅速に応答を可能としたもの。北海道エア・ウォーターがコールセンター業務を委託しているトランスコスモスが、センターの運営で培った問い合わせ内容をもとに分析を行い、自動応答ができるシステムを構築した。
 これにより、ユーザーは、24 時間 365 日いつでもどこでも LINE アプリを使って連絡ができる。例えば、保安点検や開栓などの作業依頼はLINE 内でのやり取りで完了するほか、ガスコンロの使い方やポイントサービスの登録などに関しても、チャットbot による画像やページ誘導により、問題を解決することができるようになる。
 また、電話を中心に行っているユーザーサポート業務を、LINE 上でのチャットとメッセージのやり取りに移管することで、月間約25,000 件の問い合わせのうち1/3 が自動化されると見込んでおり、保安業務や顧客管理の効率化につながる。

 

【LINE ビジネスコネクト】


 LINE が公式アカウントの各種機能を企業向けにAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)で提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービス。「LINE ビジネスコネクト」を活用することにより、従来の企業公式アカウントのような、LINE ユーザーへの一方通行のメッセージ配信だけでなく、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージを送り分けることができる。
 さらに、ユーザーの同意のもと、企業の持つ既存のデータベースや、自社システムとLINEアカウントを連携させることで、メッセージ配信ツールとしての域を超え、顧客管理(CRM)ツールや、業務ソリューションツールとしての利用も可能になる。