丸電三浦電機の株式取得、病院設備や住宅リフォームでの電気設備工事の受注拡大を目指す

 エア・ウォーターグループの北海道エア・ウォーター(本社:札幌市中央区、代表取締役社長:曽我部 康)は、2018 年 7 月 3 日付で丸電三浦電機(本社:札幌市東区、代表取締役:三浦義男)の全株式を取得し、同社を完全子会社とした。

 北海道エア・ウォーターは、エア・ウォーターグループの地域事業会社であり、北海道全域を事業エリアとして、産業ガス関連、医療関連およびLPガス・灯油の販売を中心としたエネルギー関連などの事業を展開している。
 同社では、高圧ガス関連設備や機械器具等の設置工事、住宅リフォーム事業などの幅広い事業領域で様々な建設工事も請け負っているが、特に近年は、病院設備にかかる総合監視業務の受託に伴い、病院内での受配電設備や警報機器などを対象とした電気設備工事が増加しているほか、住宅リフォーム事業の拡大に伴って、照明設備のLED化や情報通信設備の更新等に関する電気設備工事も増加している。


 丸電三浦電機は、札幌地区を中心に電気設備工事、情報通信工事および電気通信関連のメンナンスやリフォーム工事を行う電気工事専門会社であり、昭和 45 年の創業以来、高度化する情報社会に対応できる最新技術の導入と専門技術者の育成、社内設備等の充実を積極的に進めながら、事業の拡大を図ってきた。

 北海道エア・ウォーターは、丸電三浦電機をグループ内に迎え入れることによって、病院設備にかかる総合監視業務をはじめ、これまで以上に広範囲な領域で各種設備工事の受注が可能となるほか、エア・ウォーターグループの幅広い事業展開において相互のシナジー効果が期待できる。
 また、今後は、IoTを活用したLPガス・灯油の遠隔監視による残量管理やガスプラントの運転効率化などの分野においても、同社が有する電気通信関連の技術やノウハウを最大限に活用し、連携を進めていく。

【丸電三浦電機の概要】
会社名 :株式会社丸電三浦電機
所在地 :札幌市東区伏古14 条3 丁目11 番地
代表者 :代表取締役 三浦 義男
資本金 :20 百万円
事業内容:電気設備工事、通信設備工事、電気通信機器販売、リフォーム・メンテナンス工事
従業員 :39 名
業績 :売上高672 百万円(2017 年9 月期実績)