大陽日酸、中期経営計画の数値目標を修正

 大陽日酸は「中期経営計画 Ortus Stage 2」の最終年度2021年3月期の数値目標を変更し、売上収益9100億円(従来目標は8000億円)、コア営業利益1000億円(同760億円)、コア営業利益率11・0%(同9・5%)、海外売上収益比率55・0%(同45・0%)、ROCE7・1%(同9・0%)、調整後ネットD/Eレシオ1・27倍とした。

 2018年12月のプラクスエアの欧州事業の一部買収や、100%子会社マチソン・トライガス社による米国でのHyCO事業の買収契約締結により、事業規模が大きく拡大、連結業績に大きく貢献することが見込まれている。中期経営計画で掲げる基本方針と重点戦略に変更はない。また、投資計画に欧州事業・HyCO事業での投資金額を加算、当初計画を精査し2018年3月期を初年度とする4ヵ年合計で1兆0295億円(当初投資計画3400億円)に変更した。この内、欧州事業とHyCO事業買収の合計金額は6810億円。