大陽日酸、劣後特約付ローンによる資金調達

 大陽日酸は3月18日、劣後特約付ローンによる調達について契約を締結した。なお、2018年12月4日に発表したハイブリッドファイナンスによる資金調達(総額2,500 億円)は、公募ハイブリッド社債(総額1,080億円)による調達と本ローン契約に基づく調達(総額1,420億円)により完了する。
 本ローンは、資本と負債の中間的な性質を持ち、負債であることから株式の希薄化は発生しない一方、利息の任意繰延、超長期の償還期限、清算手続及び倒産手続における劣後性等、資本に類似した性質及び特徴を有する。このため、大陽日酸は格付機関(株式会社日本格付研究所及び株式会社格付投資情報センター)より資金調達額の 50%に対して資本性の認定を受けられる予定。