新コスモス電機、無線式で簡単設置・使用が可能な「仮設型ガス漏えい監視システム」を発売

 新コスモス電機(住所:大阪市淀川区三津屋中2-5-4、髙橋良典社長)は、仮設利用に特化した仮設型ガス漏えい監視システムを開発し、2019年4月15日から販売を開始した。

仮設型ガス漏えい監視システム
仮設型ガス漏えい監視システム

 ガス貯蔵施設や石油化学工場など数多くの施設でガス検知警報器が使われおり、常時監視を行なっているが、プラント単位の設備を停止して点検作業を行なうシャットダウンメンテナンス(SDM)や、老朽化に伴う設備の建て直し、保守作業などにおいては、現場の安全管理のために既設検知部以外に臨時でガス検知部を増設する等の対応が取られる。また、既設システムそのものの点検のためシステムを停止する場合には、一時的に別途監視システムを用意する必要がある。しかし、これら臨時作業用の監視システムの構築には、配線や施工にかかるコストや労力の課題があった。

 今回開発した「仮設型ガス漏えい監視システム」は、持ち運び可能な無線式のガス漏えい監視盤「VCW-100」に無線ガス検知部「KD-100/KD-101シリーズ」を接続することで、ガス濃度などの情報を無線で送信する。信号配線が不要なので設置場所を選ばず、移設も容易で配線コストと設置の手間を削減。ユーザー自身でガス検知部と監視盤を設置し、電源を入れるだけで使用することができる。
 監視盤はAC100V電源で動作し、初期設定済。監視画面はカラー液晶でガス検知部ごとの状態・濃度が一目で分かり、タッチパネルで操作ができる。監視対象となる無線ガス検知部は監視盤1台につき最大10台まで登録が可能。ガス検知部は外部電源式「KD-100」と電池電源式「KD-101」の2種類で、とくに「KD-101」はリチウム電池内蔵なのでガス検知部への電源配線も不要、イニシャルコストを削減する。無線は国際標準化された工業用無線規格であり汎用性の高い「ISA100.11a」を採用した。
 今後は仮設利用に特化した監視システムとして、石油化学工場、発電所やリース会社などを中心に展開する。

製品特長

1.監視盤・ガス検知部ともに持ち運びが可能。
2.信号配線が不要なので配線が困難な場所にも設置が可能で、移設や増設も容易。
3.最大10台までガス検知部との接続が可能。
4.監視盤は表示灯とカラー液晶表示で、ガス検知部の状態を分かりやすくお知らせ。
5.初期設定済なので設置後電源を入れればすぐに使用可能。
6.国際標準化された工業用無線規格「ISA100.11a」を採用。