エア・ウォーター・ゾル、消火スプレーに液剤漏出の恐れで自主回収

 エア・ウォーター・ゾルは、同社が製造した消火スプレー(エアゾール式簡易消火具)の一部に、保管中に液剤が漏出する恐れのある製品があったとして、当該製品の自主回収を発表した。製品は既に製造を中止しており、再発防止のため容器の改善と品質管理体制を見直す。

 発表時点では消費者からの被害の報告は確認されていない。液剤が漏出した場合、火災時に当該製品が正常に作動しない恐れや、漏出した液剤が周囲の壁材や床材に付着又は浸透する恐れがあるとしている。なお、液剤に毒性はない。万一、液剤が漏出した場合は、念の為にビニール袋を利用するなどし、直接肌に触れないよう呼びかけている。

 エア・ウォーター・ゾルでは対象製品を回収し、製品代金相当額のQUOカードを送るとしている。問い合わせ先など詳細はエア・ウォーター・ゾルの「お詫びと製品回収のお知らせ」ウェブサイト(https://www.airwatersol.com/recall )へ。