東京アールアンドデー、新潟県の事業委託で小型燃料電池バスを開発

 株式会社東京アールアンドデー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡村了太)は、新潟県から事業委託を受けて、小型燃料電池バスの開発を行うことを発表した。国内では初めてとなる小型燃料電池バスは、ベースとなるディーゼル車両を改造する形で開発を行うもので、令和2年度は、車両設計、システム設計、および車両開発を実施する。

 本事業は、新潟県が推進する県内産業の活性化、水素エネルギーの理解促進の向上、環境負荷の低減を主な目的として、大手自動車メーカーでは製造されていない小型燃料電池バスの開発に取り組むものであり、車両仕様においては、令和元年度に行われた同バス導入検討会議の結果を反映し、車両開発においては、新潟県内企業に協力を得ながら工程を進める。

 また、将来計画として、令和3年度に車両の性能試験、走行試験、およびナンバー取得を行い、その後、新潟交通株式会社(本社:新潟県新潟市中央区) による運用を目指して、現在検討を進めている。