帝人ファーマの「バイタルリンク」が「Zoom」と連携してオンライン会議サービスを提供

コロナ禍でも平時と変わらない医療・介護を提供する環境づくりをサポート

 帝人ファーマが展開する医療・介護多職種連携情報共有システム「バイタルリンク」が、9 月 15 日より、ビデオ会議アプリケーション「Zoom」と連携したオンライン会議サービスの提供を開始した。
 「バイタルリンク」は、パソコンやスマートフォン、タブレット端末を用い、医師、看護師、薬剤師、介護従事者など、患者に関わる医療従事者間で患者バイタル情報を共有することができる多職種連携システム。患者の情報を一元管理し、リアルタイムで共有できるため、医療・介護従事者間のより緊密な連携が可能となり、地域包括ケアシステムにおける患者へのシームレスな医療の実現に貢献してきた。

 今回、従来機能にさらに「Zoom」との連携機能を搭載することにより、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開催が困難となっていた、患者の退院に際してのカンファレンスや、在宅療養中のサービス担当者会議などを、「バイタルリンク」に蓄積された患者の診療情報を参照しながらオンラインで開催できるようになる。
 帝人ファーマは、この「バイタルリンク」と「Zoom」の連携によるオンライン会議サービスの提供により、コロナ禍にあっても平時と変わらない医療・介護の提供を望む医療従事者の方々のニーズに応え、その環境づくりをサポートする。

 帝人グループはヘルスケア事業領域の中長期戦略として、既存事業で培った強みを活かし、リハビリ、介護や予防、健康増進を含む、地域密着型の総合ヘルスケアサービス事業を展開する。「バイタルリンク」のサービス拡充を通じて、地域包括ケアシステムの構築に一層寄与するとともに、患者QOLの向上に貢献するす。