東邦ガスが「豊田豊栄水素ステーション」を開所

国内初、地産再エネを活用した都市ガス由来のCO2フリー水素を供給

 東邦ガス株式会社(社長:冨成 義郎)は、日本水素ステーションネットワーク合同会社※1(社長:菅原 英喜)との共同事業として整備を進めてきた「豊田豊栄水素ステーション」(愛知県豊田市鴛鴨町中原267-2)を2020年12月25日開所した。

豊田豊栄水素ステーション
豊田豊栄水素ステーション

 東邦ガス5カ所目となる当ステーションは、燃料電池バスの充填基準を満たし、国内で初めて※2地産再エネを活用した都市ガス由来のCO2フリー水素※3も供給することができる。CO2フリー水素の供給は、脱炭素社会の実現に向け、エネルギーの地産地消を推進している豊田市の公用車からはじめ、順次拡大する。

※1:日本水素ステーションネットワーク合同会社:https://www.jhym.co.jp/
※2:東邦ガス調べ。
※3:水素製造時に排出される温室効果ガスを地域のグリーン電力証書及び中部産Jクレジット(再エネ)で相殺したもの。グリーン電力証書は豊田市藤岡南中学校の太陽光発電由来。

豊田豊栄水素ステーション開所式
開所式の様子

豊田豊栄水素ステーションの概要

名称豊田豊栄水素ステーション
所在地愛知県豊田市鴛鴨町中原267-2
供給能力300m3/h(約30kg/h)
水素供給方式オンサイト方式
充填圧力82MPa(約820気圧)
充填時間3分間程度/台
特徴燃料電池バスへの充填に対応

東邦ガスの商用水素ステーション

名称豊田豊栄セントレアみなとアクルス日進とよた
エコフルタウン
(参考)
水素サプライセンター
所在地豊田市常滑市名古屋市港区日進市豊田市東海市
(技術研究所)
水素供給方式オンサイト
方式
オンサイト
方式
オフサイト
方式
オフサイト
方式
オンサイト
方式
水素出荷
設備
充填圧力82MPa82MPa82MPa82MPa70MPa20MPa
特徴大容量充填
(バス対応)
大容量充填
(バス対応)
エコ・ステーション併設エコ・ステーション併設海外パッケージ
品採用
東邦ガス初の
水素出荷設備
運用開始2020年12月2019年3月2016年4月2015年5月2015年5月2016年3月
(※)岩谷産業株式会社との共同運営