巴商会、「第17回 FC EXPO 2021(水素・燃料電池展)」(3月3日~3月5日、於:東京ビッグサイト)に出展

輸送・車載用の水素ガス用TYPE4容器、水素ステーション関連事業、再エネ由来水素サプライチェーンなどを展示

 巴商会は3月3日(水)~3月5日(金)まで、東京ビッグサイトで開催される「第17回 FC EXPO 2021(水素・燃料電池展)」に出展する。(出展ブース:東京ビッグサイト西展示場 4階、水素製造・貯蔵・供給ゾーン W24-22ブース)

 輸送/車載容器(Type4 容器)の紹介をはじめ、再生可能エネルギー由来水素のサプライチェーン、水素ステーションの設計・施工、パッケージ型水素ステーション、燃料水素ガス分析(パネル、実機)の展示を行う。

 巴商会は、2017年7月に、燃料電池自動車(FCV)に水素を充填する商用水素ステーション「新砂水素ステーション」を東京都江東区新砂に開所。水素ステーションが設置場所として想定される都市部におけるコンパクト水素ステーションのモデルとなる、土地を有効利用した設計となっている。

 水素を外部から調達するオフサイト方式を採用し、日本で初めての使用済みプラスチックから製造した低炭素水素を供給する。19.6MPaの圧縮水素はトレーラーで水素ステーションへ輸送され、受入・減圧設備で0.6MPaまで減圧し、その後圧縮機にて82MPaまで昇圧し、水素ガスを蓄圧器に貯蔵。蓄圧器に貯められた水素ガスは差圧を利用し、ディスペンサーを介して燃料電池自動車へ充填される。

 巴商会が取り扱う貯蔵・車載用水素ガスType4容器は、ILJIN Compositesと日本への独占販売契約を締結したもので、日本国内での唯一の販売窓口となる。2018年11月から、ILJIN Composites Co., Ltd.(韓国)製のType4容器をOMB Saleri S.p.A(イタリア)のオンタンクバルブを附属して日本国内へ販売を開始した。UNR134認証取得及び材料のKHK委託検査証明書を取得致し、国際容器則対応海外認定容器として使用可能。また、車載用以外のType4容器や、CNG用Type4容器も販売する。