エア・ウォーターが北海道と包括連携協定を締結

北海道の活性化と地域が抱える課題解決に貢献

 エア・ウォーターは、北海道(鈴木直道 知事)と相互に連携・協力しながら地域の活性化や課題解決に取り組むことを目的とした包括連携協定を2022年9月5日付で締結した。

北海道 鈴木知事(左)とエア・ウォーターの豊田会長
北海道 鈴木知事(左)とエア・ウォーターの豊田会長

概要

 エア・ウォーターは、1929年に札幌で産業・医療用ガスの供給事業を開始して以来、エネルギーや農業・食品など事業領域を広げながら、北海道の産業や暮らしを支える様々な事業を展開している。

 今後、グループが有する多様な事業領域と地域の事業基盤を活用し、気候変動や超高齢化といった社会課題を踏まえた2つの成長軸である「地球環境」と「ウェルネス」に沿って、事業活動を通じた社会課題の解決に貢献し、持続的な成長と企業価値の向上を図るとしている。

 今回の包括連携協定締結により、今後、両者の協力体制のもとで、創業の地である北海道全域において社会課題の解決に貢献する各種の取り組みを進めていく。

連携協定の内容

  1. 新エネルギーや省エネルギー、環境関連産業の振興に関する事項
    • エネルギーの地産地消や新エネルギーの導入、省エネルギーの促進
    • 環境関連産業の振興に関する取り組みの推進
  2. 林業の振興に関する事項
    • 道産木材の利用促進や木育の推進
  3. 農業の振興に関する事項
    • 道内の野菜や果樹等の生産性や付加価値向上等に向けた取り組みの推進
    • 畜産分野におけるGHG削減に向けた取り組みの推進    
  4. 健康づくりに関する事項
    • 健康づくりに関する普及啓発の推進
  5. 地域の安全・安心確保に関する事項
    • 安全・安心どさんこ運動や飲酒運転根絶に向けた取り組みへの協力
  6. 北海道の情報発信に関する事項
    • 道政広報や地域情報の発信への協力
  7. その他両者が必要と認める事項