「大陽日酸キッズ理科教室」を開催

小学5年生35名を対象に、液体酸素や液体窒素を使って実験

 大陽日酸は、産業ガスの液体酸素や液体窒素を用いた子ども向けの理科実験教室「大陽日酸キッズ理科教室」を2月18日、本社近隣にある品川区立後地小学校で開催した。

大陽日酸キッズ理科教室
液体酸素が青く見えることを確認

 当教室は、地域貢献活動の一環として、液体窒素を用いた実験を通して子どもたちに科学の楽しさを体験してもらい、好奇心や想像力を高める一助となることを目的に開催されている。

 2007年から後地小学校の協力を得て毎年行っており、今年度は2022年10 月の小学6年生向けの理科教室に続き、小学5年生 35 名を対象に、新型コロナウイルスの感染対策を講じた上で開催した。

 大陽日酸社員が講師となり、産業ガスの特性や実験の説明をした後、空の雲ができるのと同様の白煙を発生させる実験、風船に入った気体を冷やす実験、超電導コースター、バラの花やゴムボールの凍結実験などを実際に一人ずつが体験した。

大陽日酸キッズ理科教室
バラの凍結実験

 学校の授業ではできない液体窒素を用いた実験に児童は興味津々で、小学生には少し難しい化学の原理の説明にも、一生懸命ノートを取る児童や、柔軟な発想で新しい実験を発案する児童もいた。