日機装、次世代船舶エンジンをサポートする燃料ガス供給システムを発表
高圧で効率的な燃料ガス供給システム(FGSS)や代替燃料のニーズに対応
日機装の連結子会社グループであるClean Energy & Industrial Gasesグループ(以下「CE&IGグループ」)は、海事分野の革新的な技術開発における重要な節目として、排出量が少なく高効率な次世代クリーン船舶向けに設計された新しい燃料ガス供給システム(FGSS)を発表した。
この燃料ガス供給システムは、燃料の種類を問わず、現行の380~420barという基準を大きく超える圧力を安定的に供給できるよう設計されている。造船業者や運航事業者が、LNG(液化天然ガス)、エタン、アンモニア、水素などの低炭素燃料へ移行する中、この技術により現行から次世代までのエンジンに幅広く対応できる。
長年にわたり、多くの船舶は約320barで稼働するディーゼルシステムに依存してきたが、世界の海運業界が脱炭素化と厳しい排出規制に向けて急速に進む中、高圧でより効率的な燃料ガス供給システム(FGSS)や代替燃料へのニーズが高まっている。
今回の技術革新は、海洋・陸上用途で420barを超える圧力で数千万時間に及ぶFGSSの運転実績を基盤としており、CE&IGグループは、海事市場に対して、380bar超で稼働するFGSSやその中核ポンプを40隻の船舶に供給、累計50万時間以上の運転実績を蓄積している。
CE&IGグループ Product Management & Innovation担当バイスプレジデントのMike Wells氏は「この革新的技術は、信頼性の高い運転と確かな納入実績を私たちに求めるお客様の進化するニーズに直接応えるものです。当社の高圧FGSSは、燃焼効率を高めるための高い噴射圧力を可能にし、排出量を低減し、燃料効率を向上させます。これは次世代の船舶推進の基盤です。私たちは業界の流れに追随するだけでなく、船舶燃料の未来を切り拓いています」とコメントしている。


