マスコールが冷凍食品事業参入者向け「ゼロからはじめる冷凍食品開発〜販路拡大セミナー」を実施

2022年4月27日(水)。大阪産創館での対面とZOOMウェビナーで開催

 産業ガスの製造販売を手がける株式会社マスコール(所在地:大阪市旭区、境 順子 代表取締役社長)は、株式会社えだまめ(本社:東京都渋谷区、成田博之 代表取締役)と共同で、冷凍食品事業に参入する事業者のためのセミナーを開催する。冷凍食品の作り方から話題の冷凍自販機を活用した販売成功例など、これから冷凍食品事業に参入する企業向けのセミナーで、大阪会場とウェビナー(zoom)での同時開催となる。​

「ゼロからスタート!冷凍食品開発〜販路拡大セミナー」

液化窒素を利用した凍結の一例

 マスコールでは2021年度から食品事業に本格的に参入し、食品添加ガスの製造を開始。また、−196度と超低温の液化窒素で急速冷凍できる液化窒素式凍結機、パッケージ内の空気をガスと置換して賞味期限・消費期限を延長するMAP包装機、ワインの酸化防止ガスや機器などを取り扱う。関西を中心とした顧客へ食品の保存に関する様々なソリューションを提供。2022年2月1日(火)には産業ガスを利用した食品保存の実験と効果検証ができるラボ施設「Masscollabo(マスコラボ)」をオープンした。

 えだまめと事業提携をすることで冷凍に関する専門知識や事業化に向けた各種ノウハウを共有し、地域で冷凍食品事業に興味を持つ事業者に幅広いソリューションを提案する。

 今回のセミナーでは、拡大を続ける冷凍食品市場への新規参入にあたり、

  • どのような商品を開発したらいいのか
  • 初めてスタートするにあたり、必要な設備は
  • 冷凍食品の製造時に、冷凍凍結機は必要なのか
  • 商品の販売先や販路開拓のポイント
  • 最近の冷凍食品の開発や、販売方法のヒット事例

 など、必ず押さえておきたいポイントを網羅した内容になる。また、セミナーに関しては大阪会場でのリアル開催に合わせて、ウェビナーによるリモート参加も可能。

■セミナー概要

  • タイトル:「ゼロからスタート!冷凍食品開発〜販路拡大セミナー」
  • 開催日:2022年4月27日(水)
  • 開始:13:00〜14:30(12:45開場)
  • 開催方法:スクール方式によるリアルセミナー、ウェビナー(ZOOM)の同時開催。
    • <リアルセミナー> 開催場所:大阪産創館 3FセミナールームA(大阪メトロ堺筋線・中央線 堺筋本町駅1番出口より徒歩5分)参加費: 1,000円(税込)※リアル会場での参加者には来場特典。
    • <ウェビナー> ZOOMを閲覧できる端末、ZOOMアプリのダウンロードが必要。
  • 参加費:無料

■セミナー申込み方法

以下のフォームへ入力。
申込み期間 2022年4月26日(火)17時まで
https://bit.ly/3JncDyX
以下のQRコードからも申し込み可能。

株式会社マスコール会社概要

  • 会社名:株式会社マスコール
  • 所在地:大阪府大阪市旭区新森2丁目21番2号
  • 代表者:境順子
  • 設立:1958年9月
  • URL:
  • 事業内容:安心安全快適な産業ガスの製造、機材販売、メンテナンス、ものづくり工場や食品分野などでのガスソリューションの提供

株式会社えだまめ会社概要

 冷凍食品のプロデュースや、冷凍凍結機・冷凍自販機の商品販売企画など、冷凍を通した新たな食の流通や、販路拡大などを支援するサービスを提。食のプロデュース事業以外にも、地方都市のサウナを通したイベントプロデュースや地域観光振興など「食」×「サウナ」を通した、新たな地方と東京のビジネスマッチングなどを事業として行う。

  • 会社名:株式会社えだまめ
  • 所在地:東京都渋谷区恵比寿南2−1−10 インテックス恵比寿7F
  • 代表者:成田 博之
  • 設立:2015年9月
  • URL:https://eda-mame.jp/
  • 専門家監修の食品冷凍情報サイト「おいしい冷凍研究所」:https://frozen-lab.eda-mame.jp/ 事業内容:冷凍食品のプロデュース、冷凍食品を提供するセントラルキッチンの構築、補助金・助成金支援、冷凍自販機を活用した食品のプロデュース・販路拡大、地域の観光振興支援、日本酒アイス「SAKEICE」の企画・販売。

マスコールが日本初の産業ガスを利用した凍結・MAP包装実験ができる「Masscollabo」を本社敷地内にオープン

2月1日から。おうち時間増加で需要が高まる冷凍・鮮度保持の導入をサポート

 産業ガスの製造販売を手がける(株)マスコール(所在地:大阪市旭区、代表取締役社長:境 順子)は、産業ガスを利用した食品保存の実験と効果検証ができるラボ施設「Masscollabo(マスコラボ)」を2022年2月1日(火)にオープンする。

「Masscollabo(マスコラボ)」

 液体窒素凍結とMAP(ガス置換)包装を同じ場所で実験できる日本初の一般向け施設で、ガスを利用した食品保存方法を広く知ってもらうと同時に、冷凍、チルド、鮮度保持のソリューションを検討する飲食店、食品加工・製造業、精肉店、パティスリー、スーパーといった中小の事業者や生産者の事業化を実験を通じてサポートする。また、イベントやセミナーで利用できるコミュニティスペースを併設し、情報共有や交流を通じた新しい食の価値を生み出す拠点になることを目指す。

高まる冷凍食品需要、求められる食品の長期鮮度保持

 外食自粛の風潮から家庭向け冷凍食品は売り上げを伸ばしており、2020年には冷凍食品の出荷額が初めて家庭用が業務用を上回った。需要の高まりを受け、スーパーなどでの冷凍食品売り場は大幅に拡大し、冷凍食品専門店も各地でオープンしている。また、業務用メーカーの家庭向け商品開発、飲食業界によるEC展開に加え、異業種からの新規参入も増えており、冷凍食品マーケットは急拡大した。

 また、自宅で食事をする回数が増えたことから、惣菜などの鮮度や食感を長期間保つチルド食品や、生鮮食品の鮮度保持にも注目が集まっている。

産業ガスによるソリューション:液体窒素凍結とMAP(ガス置換)包装

 一般的にはあまりなじみがないが、食品の凍結、鮮度保持には産業ガスを利用するという手段がある。産業ガスは気体の特性を生かして食品分野で長年活用されており、代表的な方法として液体窒素凍結とMAP包装がある。

 これまで産業ガスを利用した凍結・鮮度保持手段は機械設備が高額なことから比較的大規模の企業が対象であり、中小規模の事業者は情報の入手や効果検証をしにくいというのが現状になる。Masscollaboの利用により、自社商品を利用して高品質な凍結・鮮度保持の実験をすることができ、気軽に事業化の検討をすることが可能となるとしている。

<液体窒素凍結>

 マイナス196度という超低温の液体窒素を利用することで非常に短時間で冷凍が可能、食品内にできる氷結晶が小さいため組織へのダメージが少なく高品質の冷凍を実現できる。

<MAP(ガス置換)包装>

パッケージの中の空気を食品ごとに適したガスと置換して包装することで、酸化防止、静菌効果、鮮度保持を実現し、大気包装より賞味期限・消費期限を延長できる。

「Masscollabo」でできること

 1Fはキッチン完備で、簡単な調理作業のほか、保存した食品の解凍・加熱加工などの作業も行うことができ、実験から効果検証まで1ヶ所で実現できる。

1F「ラボスペース」

 2Fは15名程度を収容できるコミュニティスペース。打ち合わせや商談、展示会、セミナーのほか、1Fのキッチンと併せて利用することで、試食や試作を伴う打ち合わせや新商品の開発などに活用できる。

2F「コミュニティスペース」

施設概要

  • 施設名:Masscollabo(マスコラボ)
  • 住所:大阪市旭区新森2丁目21番2号(マスコール本社敷地内)
  • 営業時間:9:30〜17:00(月〜金、土日祝休み)
  • 定員:【ラボスペース】8名程度【コミュニティスペース】15名程度
  • 利用形態:完全予約制
  • 予約方法:公式サイトより(予約開始時期は2022年1月中旬に発表予定)
  • 利用料金:【ラボスペース】実験費用15,000円〜 *内容によって異なる、【コミュニティスペース】2,000円/H (2Hから)
  • URL: https://masscollabo.com/

会社概要

  • 会社名: 株式会社マスコール
  • 代表者: 代表取締役社長 境 順子
  • 所在地: 大阪市旭区新森2丁目21番2号
  • 設立: 1958年9月9日
  • 事業内容: 安心安全快適な産業ガスの製造、ものづくりや食品分野のガスソリューションの提供
  • 資本金: 3,000万円
  • URL:https://www.masscoal.co.jp/
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