岩谷産業、平成28年 熊本地震に関連する情報(2016年4月21日 16:00現在)

 岩谷産業では、4月14日より断続的に発生している「平成28年熊本地震」被災地域に、「マルヰガス災害救援隊」を出動させ、“MaruiGas”顧客のLPガス設備の点検・調査・復旧作業等を通じて、被災地域のライフラインの早期確保に努めている。
 4月18日よりグループ企業のイワタニ九州、イワタニ鹿児島、ホームエネルギー九州、ホームエネルギー南九州、九州エリアのマルヰ会販売店の社員を中心にマルヰガス災害救援隊※を組織し、南九州マルヰの熊本本社、山鹿支店、八代支店を拠点として、顧客の被災状況の調査・点検・復旧作業を開始。
 出動の対象となる顧客数は一般家庭、業務用ユーザー合わせて約20,000件あり、昨日4月20日までの3日間でのべ約120名が出動し、約1,500件での作業を完了させた。また、4月23日より中国ブロックからも応援部隊30名が加入し、体制を強化する。

 ※「マルヰガス災害救援隊」は1995年の阪神・淡路大震災を契機に全国の地域ごとに組織された岩谷産業のLPガス販売店会であるマルヰ会による災害復旧部隊で、災害時に出動しLPガスを速やかに復旧させることを目的とする。登録隊員数は全国で有資格者3,600名。年に一度、全国で一斉訓練を実施することにより、今回のような予測できない災害出動に対しても、迅速な出動が行える体制を整える。
 これまでも、2011年の東日本大震災をはじめ、2004年10月の新潟中越地震や昨年9月の茨城県常総市の集中豪雨などへの多数の救援実績がある。

 なお、岩谷産業は1953年に日本で初めて家庭用LPガスの全国販売を始め、産ガス国からご家庭まで切れ目のないLPガスの流通ネットワークを国内で唯一独自に確立し、“MaruiGas”のブランドで全国310万世帯の顧客にLPガスを届けている。