ハイドロエッジの液化水素製造能力を1.5倍に増強、国内最大の液化水素製造プラントへ
岩谷産業と関西電力(本店:大阪市北区、社長 : 岩根茂樹)、堺LNG(本社:堺市西区、社長:進藤理郎)3社の合弁会社であるハイドロエッジは、今後の水素需要増に対応すべく、同社の液化水素製造能力を現行の1.5倍に増強することを決定した。増設ラインからの供給開始は2019年7月を予定。 ハイドロエッジは、国内として初めての商業用液化水素製造拠点として、2006年4月から営業運転を開始し、近畿地方を中心に広く日本国内への供給をカバーしてきた。 【株式会社ハイドロエッジ概要】 本社 : 大阪府堺市西区築港新町3丁目1-23 <現在の液化水素製造設備概要> 水素液化器:3,000L/h×2系統 <今回の増強設備概要> 現在の水素液化器生産能力3,000L/h×2系統に3,000L/h×1系統を増設し、9,000 L/hに増強。岩谷産業グループは液化水素製造において国内シェアほぼ100%を占める。液化水素製造ラインは今回の設備増強により、「山口リキッドハイドロジェン」のプラント2系統(2017年11月運転開始の1系統を含む)、「岩谷瓦斯千葉工場」のプラント1系統と併せて合計で6系統、18,000 L/hへと拡大される。 |