神奈川県内の危険物運搬車両路上取締りで99台中9台に違反
販売業者の違反件数は0件
神奈川県は、毎年11月に実施する危険物(火薬類、高圧ガス、消防危険物、毒物及び劇物、放射性同位元素)を運搬する車両を対象とした路上取締りの実施結果について公表した。これによると2020年11月1日から30日までの1ヶ月間、路上取締りを行った99 台のうち9 台に違反があり、その内、一般高圧ガス運搬車両が3台、液化石油ガス運搬車両が6台だった。また、運搬形態別の違反件数は、タンクローリー車が1台、その他(バラ積み)の車両が8台となった。違反車両の業態別内訳は、運送業者が6件、工事業者等が3件で販売業者の違反は0件だった。
主な違反事項
- 警戒標の未掲示、大きさ違反:4件
- 注意事項の書面(イエローカード)の不携帯:3件
- 消火器の未積載:3件
- 転落転倒防止措置の不備:2件
- 工具の未積載:1件
主な不備事項
- 運送員証の不携帯:11 件
- 自主点検の未実施等(ステッカーなし):4件
- 工具の一部未積載:4件
- 消火器、資材の一部未積載:2件