エア・ウォーター、酸素濃縮器100台をインドへ緊急援助
エア・ウォーターは、4月30日に日本政府より発表されたインドへの緊急援助に関し、要請に基づき、5月6日、子会社が製造する医療用酸素濃縮器(初回分として100台)を独立行政法人国際協力機構(JICA)に納入した。
エア・ウォーターグループは、医療用酸素濃縮器に関し、需要拡大を想定した増産対応を行っており、引き続き、 日本国内の需要にも迅速に対応し、安定供給に努めるとしている。
グループは、インドで産業ガス(酸素・窒素・アルゴン)および医療用酸素の製造・販売事業を展開しており、現在、インド政府からの指示を受け、現地での医療用酸素を増産するなど、その供給を最優先事項として取り組んでいる。
【参考:医療用酸素濃縮器について】
医療用酸素濃縮器とは、室内等の空気から酸素を濃縮する装置で、電気で動作する。空気の大部分を占める窒素を取り除いて、酸素を高い濃度(約 90%)で取り出せるようにした装置で、主に在宅での酸素療法等に使用される。