エア・ウォーター、「安曇野エア・ウォーターの森」協定締結の記念式典を開催
安曇野市長、国土緑化推進機構常務理事が出席して看板除幕式や記念植樹
エア・ウォーターは長野県安曇野市、公益社団法人 国土緑化推進機構との「安曇野エア・ウォーターの森」協定の締結に伴い、2022年6月11日、記念式典を開催した。式典には太田寛 安曇野市長、瀬戸宣久 国土緑化推進機構常務理事が参加し、エア・ウォーターと現地で森林保全活動を担当するエア・ウォーター東日本株式会社の関係者が出席、看板除幕式や記念植樹を行った。
協定締結の背景
エア・ウォーターは2021年11月より、国土緑化推進機構の「緑の募金」へ継続的な寄附を行い、安曇野市堀金地区の市有林の一部を「安曇野エア・ウォーターの森」として森林保全活動に取り組んでいる。安曇野市にはエア・ウォーター東日本が運営する「安曇野バイオマスエネルギーセンター」があり、周辺地域の森林の間伐材や不要木を活用したバイオマス発電を行うとともに、排出される熱と二酸化炭素(CO2)をトマト栽培に利用する循環型のエネルギー供給システムが稼働している。
こうした中、グループ自身も森林を保全し、苗木を植えて育てることが循環型社会の実現および地域振興に寄与するという認識のもと、「循環する森づくり」に積極的に取り組むべく、具体的には、地元自治体である安曇野市および国土緑化推進機構と協定を締結し、地域社会とともに森林保全や里山再生の取り組みを進めていくこととした。
今後もエア・ウォーターグループは全国各地の事業拠点を中心に「エア・ウォーターの森」の活動を広げ、地域社会に根差しながら地球環境の保全を推進する。
募金先及び「安曇野エア・ウォーターの森」の概要
- 募金先: 公益社団法人 国土緑化推進機構
- 契約期間: 2021年11月1日~2027年3月31日
- 所在地: 長野県安曇野市 三郷スカイライン展望台西側の森(安曇野市有林)
- 面積: 1ヘクタール
- 標高: 1400m(展望台)
- 森林の主な樹種: カラマツ
- 募金額: 累計1000万円(200万円/年、募金期間5年間)
- 活動内容: 植林、下刈り、周囲の枯損木の伐採、散策路整備など
(参考)循環型社会の実現およびSDGsの達成に向けた取り組み
エア・ウォーターグループの事業活動は、空気や水などの地球に存在する資源を利用し、産業ガスをはじめとしたさまざまな製品・サービスを提供している。従前より「地球資源循環カンパニー」を標榜し、事業活動の源泉となる地球環境に対して、持続可能な形で利用することを目指している。
また、2021年10月に定めた「エア・ウォーターグループ環境ビジョン2050」では、「地球、社会との共生により循環型社会を実現する」ことを掲げ、グループが目指す循環型社会を「脱炭素社会」「資源循環型社会」「人と自然の共存社会」と設定し、それぞれの実現に向けた取り組みを加速させている。
(参考)国土緑化推進機構の「緑の募金」について
公益社団法人 国土緑化推進機構は、国土緑化運動を推進する母体として1950年に設立された法人で、「緑の募金」運動の実施主体になる。集められた募金は、森林ボランティア団体などが実施する国内外の森づくり活動の支援に役立てられる。