函館酸素 産業ガス製品を値上げ
2022年10月3日出荷分より
函館酸素は酸素・窒素・アルゴン、炭酸ガス、溶接用シールドガス「サンアーク」など、産業ガス製品の価格を2022年10月3日出荷分より値上げする。
同社が製造する高圧ガスの主要コストである電気代は、再生可能エネルギー賦課金の負担増、北海道電力の燃調費上昇などにより3年前と比べて6円/kwh 以上の上昇となった。さらに、原油や鉄鋼製品価格高騰に起因して、高圧ガス容器、副資材、物流費なども著しく上昇している。
函館酸素では、高圧ガス事業を継続する上で深刻な状況となっているとし、「業務効率化や配送効率化などあらゆる策を講じてきたが、自助努力の限界を超える事態に至っており、高圧ガスの価格改定をお願いする」としている。
価格改定幅
- 酸窒素 ローリー +10 円/㎥
- 酸窒素 バラ瓶(含 圧縮空気) +60 円/㎥(小瓶+400 円/本)
- 酸窒素 カードル +60 円/㎥
- 酸窒素 LGC(エルフ) +40 円/㎥
- 酸窒素 魔法瓶(シーベル) +100 円/L
- アルゴン バラ瓶 +60 円/㎥(小瓶+200 円/本)
- アルゴン カードル +60 円/㎥
- サンアーク バラ瓶 +60 円/㎥(小瓶+200 円/本)
- 炭酸 バラ瓶 +30 円/kg(小瓶+200 円/本)
- 炭酸 LGC(エルフ) +20 円/kg