東京ガスケミカル、液化炭酸ガス価格を値上げ
2025年4月出荷分から、15%以上
東京ガスケミカルは、2025年4月出荷分から液化炭酸ガス価格を改定し、現行価格に対して15%以上の値上げを行う。
液化炭酸ガスは、 製油所の副生ガスを原料としており、昨今の事業縮小また老朽化に伴う定期修理の延長、トラブルの頻発等により、非常に不安定な需給環境が続いている。
東京ガスケミカルでは、生産性向上や配送効率化などあらゆる策を講じてきたが、原料ソースの価格上昇(定期修理の長期化)、材料費の高騰、労務費の上昇などのコスト上昇の影響を受けて、自助努力で吸収できる範囲を超えており、価格改定を実施するとしている。