鈴木商館が「創業120周年記念ボトル」を制作
創業起源の液化炭酸ガスとラムネ製造機の輸入販売に由来
鈴木商館(本社:東京都板橋区、鈴木慶彦 代表取締役社長)は、2025年3月15日に創業120周年を迎えたことを記念して、祖業となる液化炭酸ガスとラムネ製造機の輸入販売に由来する「液化炭酸瓦斯ボンベ」を模した飲料用ボトルを制作し、取引先や関係者などへ記念品として贈呈した。



鈴木商館は初代社長の鈴木登米治氏が個人で液化炭酸ガスとラムネ製造機の輸入販売を始めたのが起源で、明治38年(1905年)3月15日に東京・麹町区平河町において創業した。当時、液化炭酸ガスが充填されたボンベと、その炭酸ガスを使用して作る炭酸飲料(ラムネ)を製造する機械をドイツから輸入し、主に軍関係へ販売することから事業がスタートしている。
炭酸ガスをはじめとした各種産業用ガスは、まだ国産化されておらず、その後、溶接や医療へ酸素の利用が国内で広く普及したことで、鈴木商館は炭酸ガスや医療用酸素などの高圧ガス販売の事業を拡大していくことになる。現在では、産業用・医療用ガスに加え、産業機械、化学品、冷媒などを取り扱い、さらに半導体製造向けや超電導、水素関連機器開発などに取り組むなど、広範な産業の発展に寄与している。
鈴木商館 会社概要
- 社名: 株式会社 鈴木商館(英文社名:Suzuki Shokan Co., Ltd.)
- 本社所在地: 〒174-8567 東京都板橋区舟渡1丁目12番11号 ヘリオスⅡ
- TEL:03(5970)5555
- FAX:03(5970)5560
- 創業: 明治38年(1905年)3月15日
- 設立: 昭和14年(1939年)3月15日
- 資本金: 1億円
- 代表者: 代表取締役社長 鈴木慶彦
- 従業員数: 445名(2024年3月末現在)
- 決算期: 3月31日
- 売上高: 462億円(2023年度)