高圧ガス工業、岡山工場でのアセチレン製造を休止
2025年11⽉末を⽬途に播磨⼯場へ製造を移管
高圧ガス工業は、岡⼭⼯場におけるアセチレンの製造を2025年11月末を目途に休⽌する。その後のアセチレン製造は播磨⼯場に移管する。高圧ガス工業グループでは、ガス事業の主⼒製品であるアセチレンの⽣産体制について、かねてから全国的な合理化を推し進めていた。製造休⽌後の岡⼭⼯場の利⽤については検討中、また連結業績への影響は軽微としている。
岡⼭⼯場は、昭和38年(1963年)6⽉操業。中四国地区のアセチレンの基幹⼯場として地域産業の発展とともに、⻑年にわたり操業を⾏なってきたが、⽼朽化設備の維持費⽤や、最近の物流コストの⾼騰の影響を受け、安全性確保の観点や収益性改善に向けた措置として、今回の決定に至った。