エア・ウォーターが自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)提言に賛同し、TNFDフォーラムへ参画
2022年には「エア・ウォーターグループ生物多様性に関する基本方針」を制定
エア・ウォーターは、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD:Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)提言に賛同し、2025年5月にTNFDフォーラム※1への参画およびTNFD Adopter※2に登録した。TNFDフレームワークに沿った自然関連の情報開示は、2025年6月下旬に開始する予定。
エア・ウォーターグループは、「地球の恵みを、社会の望みに。」というパーパスのもと、グループ一丸となって社会課題の解決に取り組んでおり、生物多様性の保全と自然資源の持続可能な利用は気候変動対策とともにグローバルでの重要な課題であるとしている。2022年には「エア・ウォーターグループ生物多様性に関する基本方針」を制定し、事業活動を進めきた。今後、生物多様性についての取り組みを加速させるために、TNFD提言に賛同する。
TNFDは、企業・組織が自身の事業活動による自然環境や生物多様性への影響を評価し、情報開示する枠組みの構築を目指す国際イニシアチブ。自然環境・生物多様性に負の影響を与えるような活動や資本の流れを「見える化」することで「ネイチャーポジティブ(自然再興)」を実現し、生物多様性を回復へと向かわせることを目的とする。
今後、事業活動が自然環境や生物多様性へ与える影響について、TNFDのフレームワークに沿って適切な情報開示を進めることでステークホルダーとの透明性の高いコミュニケーションを実施し、企業価値向上に取り組む。
※1 TNFD フォーラム:専門知識を提供するステークホルダーとしてTNFDをサポートする国際組織
※2 TNFD Adopter :TNFD提言に沿った情報開示を行う意思を表明した企業・組織