エア・ウォーター、特別調査委員会から調査報告書を受領

追加的な自主点検を実施、再発防止策(詳細版)を策定

 エア・ウォーターは2026年2月12日付で公表した「特別調査委員会の調査報告書(2026年2月9日時点)受領に関するお知らせ」で、グループにおける不適切な会計処理について、一部の調査未了事項があるため調査継続中としていたが、2026年3月31日、特別調査委員会から調査報告書を受領したと発表した。これを受け、エア・ウォーターでは「調査報告書の内容を真摯に受け止め、再発防止策を最優先課題として推進し、経営の透明性と健全性を高め、社会的信頼の回復に全力を尽くしてまいります。株主、投資家の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしますことを、心より深くお詫び申し上げます」とコメントしている。

 特別調査委員会から2026年3月31日付で受領した当該報告書は、個人情報および機密情報保護等の観点から、部分的な非開示処置を行ったうえで、速やかに開示する。
 また、今後の対応については、(1)過年度の有価証券報告書等および決算短信については、特別調査委員会の調査報告書の内容を踏まえて、過年度の有価証券報告書等の適正性についてエア・ウォーター側での追加的な自主点検を実施。同社側での追加的な自主点検および監査法人の過年度訂正監査が完了後、追加検出事項の影響も反映した過年度の有価証券報告書等の訂正報告書および決算短信の訂正開示を行う予定。
 (2)2026 年3月期第3四半期決算短信については、2026年2月6日付で公表した「2026年3月期第3四半期決算短信の開示が四半期末後45日を超えることに関するお知らせ」のとおり、特別調査委員会による調査において、時間的制約等から複数の調査未了事項が残る中、2026年3月期第3四半期決算関連手続きにも相応の日数を要する見込みであることから、2026年3月期第3四半期決算短信の開示を延期した。今後、特別調査委員会の調査報告書の内容を踏まえて、2026年3月期第3四半期決算短信の適正性についてエア・ウォーター側での追加的な自主点検を実施。同社側での追加的な自主点検および監査法人の期中レビューが完了後、追加検出事項の影響も反映した決算短信の開示を行う予定。2026年3月期第3四半期の決算発表日は、決定次第、速やかに
公表する。
 (3)関係者の処分および再発防止策の推進については、今回の事態を厳粛に受け止めるとともに、調査報告書において認定された事実関係ならびに外部の専門家による審議・提言も踏まえたうえで、関係者の責任を明確化し、関係者の処分を行う。また、エア・ウォーターは、2026年2月13日付で公表した再発防止策を経営の最優先課題として推進し、特別調査委員会の調査報告書および提言を真摯に受け止め、取締役会の諮問機関である経営改革委員会にて検討・審議を重ねたうえで、再発防止策(詳細版)を策定、実行し、経営の透明性と健全性を高め、社会的信頼の回復に全力を尽くす。