大陽日酸、ミャンマー連邦共和国に 新事業会社設立
大陽日酸は、ミャンマー連邦共和国(以下、ミャンマー)で工業ガスの製造・販売事業を展開するため、100%子会社である Taiyo Nippon Sanso Holdings Singapore Pte. Ltd.を通じて、ティラワ工業団地内に新事業会社を設立する。
ミャンマーは、2011 年の民政移管以降、経済特区法の制定、外国投資法の改訂等、様々な経済政策を遂行し、外資企業がビジネス・投資を展開する環境が整備されつつある。また、5 千万人を超える人口を有し、2015 年度実質 GDP 成長率は 7.0%と高い成長率を維持しており、今後、更なる経済発展が見込まれる。
大陽日酸は、ミャンマーに空気分離装置を建設し、経済発展に伴って増加する工業ガス需要を確実に取り込み、ミャンマーでの工業ガスビジネスを拡大する。進出先のティラワ工業団地は、ミャンマー政府・日本政府が共同開発を行っている経済特区で、インフラが整っており、貿易港が近隣にある事から、輸出加工・生産拠点として日系・外資系企業が多数進出を決定している。
【新事業会社の概要】
・商号:Taiyo Nippon Sanso Myanmar Corporation
・所在地:ミャンマー連邦共和国 ティラワ工業団地内
・資本金:13,450 百万ミャンマーチャット(11,296 千 US ドル)
・資本構成:Taiyo Nippon Sanso Holdings Singapore Pte. Ltd. 100%
・事業内容:一般工業ガスの製造・仕入・販売、機器・配管工事等のエンジ・施工
・設立時期:2016 年 11 月(予定)
・空気分離装置操業開始:2018 年 1 月(予定)