国内初の燃料電池バスへの本格的な充填が可能な水素ステーション開所式
岩谷産業は2017年3月6日、「イワタニ水素ステーション 東京有明」をオープンし、3月16日に開所式を行った。同水素ステーションは、燃料電池バス(FCバス)など大型車両に対応するために、液状の水素を圧縮する「液化水素ポンプ」を採用する。また、将来、極低温ガスである液化水素の冷熱利用で冷凍機負荷の低減を図り、電気代などのランニングコスト削減を目指すなど、FCバス普及拡大への一助となる新たな取り組みを進める。
「イワタニ水素ステーション 東京有明」の概要
名 称 | : | イワタニ水素ステーション 東京有明 |
所 在 地 | : | 東京都江東区有明1-8-5 |
敷地面積 | : | 約3,200m2 (約970坪) |
水素供給 | : | 液化水素貯蔵 (オフサイト供給) |
液化水素ポンプ昇圧能力 | : |
80kg/h ※1時間当たり16台のFCV満充填が可能、または1時間当たり4台のFCバス満充填が可能
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充填時間 | : |
FCV3分/台 FCバス15分/台 |
充填圧力 | : |
82MPa(メガパスカル) ※1メガパスカル≒10気圧 |
主要設備構成 | : | 液化水素貯槽、液化水素ポンプ、高圧蓄圧器、ディスペンサーなど |
特 長 | : | 液状の水素をポンプで直接圧縮する次世代昇圧設備を備えており、FCバスなど大型車両への本格的な水素充填が可能。 ○コンパクトかつ高効率 ○ポンプ直充填による連続充填が可能 ○将来、極低温ガスの冷熱を利用し、冷凍機負荷の大幅な低減が見込める |
【イワタニ水素ステーション 東京有明】