エア・リキード工業ガス、長崎市・第一酸素の事業を取得し、販売網強化
日本エア・リキードは、100%子会社のエア・リキード工業ガスを通じて、第一酸素株式会社(長崎県長崎市、以下第一酸素)より産業用、医療用に使われる各種ガスと関連機材および溶接・切断に使われる機材の販売事業を譲り受けた。
第一酸素は、1969年に高圧ガス販売を開始して以来、地域に根差した活動を展開し、長崎県の病院・医院、大学、一般産業向けに産業ガス及び関連機器を幅広く販売している。2017年の売上高は約2億3,000万円。
日本エア・リキード グループが長崎においてこれまで培ってきた事業基盤や実績と、第一酸素のより地域に密着した営業活動を組み合わせることで、一層の顧客サービスの向上と事業発展をめざす。
日本エア・リキード、矢原史朗社長兼CEOのコメント:「第一酸素とのご縁は、1969年に弊社(当時の帝国酸素株式会社)と高圧ガスの販売特約契約を結んだ時に遡り、これまでも弊社の長崎における販売活動を支援いただきました。造船からエレクトロニクスまで産業が集積するこの長崎の地で、近年では医療分野にも注力する第一酸素のガス販売事業を譲り受け、ひとつのチームとして活動できることは大変心強く、同地での活動をさらに強化し、お客様の満足向上につなげてまいりたいと考えています」