中部エア・ウォーター、医療機器商社の大森器械店を子会社化

 エア・ウォーターグループの中部エア・ウォーターは、循環器系分野に強みを有する医療機器商社の大森器械店(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:大森 森次、以下「大森器械店」)の株式の70%を2018年10月1日付けで取得し、子会社化した。

 エア・ウォーターの医療関連事業は、医療用ガス供給をはじめ、病院の最新設備から病院業務のアウトソーシング受託など医療機関向けの「高度医療事業」から、在宅医療、歯科、衛生材料など生活者の目線に基づいた「くらしの医療事業」まで、多岐に渡る製品・サービスを総合的に提案できる体制を構築している。また、その事業運営においては全国8つの地域事業会社が主体となって、各地域の市場や顧客ニーズを把握しながら、地域に密着した営業活動等を行っている。
 地域事業会社の1社である中部エア・ウォーターは、長年にわたり医療機関と信頼関係を構築してきた大森器械店をグループ化することによって、医療用ガスや人工呼吸器を中心とした医療機器をはじめ、グループの多様な商材をより病院のニーズに沿った形で拡販を進め、中部地区における医療事業の拡大を図る。また、エア・ウォーターグループの医療機器商社である、西村器械株式会社(京都市)や株式会社半田(金沢市)との間で、仕入れや販売面での連携でシナジー効果を図る。

【株式会社大森器械店の概要】
(1)会社名 :株式会社大森器械店
(2)設立 :1951年2月(創業は1935年)
(3)所在地 :愛知県名古屋市中区千代田5丁目17番13号
(4)代表者 :大森 森次
(5)資本金 :10百万円
(6)事業内容 :循環器系の医療機器、消耗品の卸売業
(7)従業員 :13名
(8)業績 :売上高26億円(2017年8月期)