関東エア・ウォーターが環境技術センターを子会社化

エア・ウォーターグループの関東エア・ウォーター(本社:東京都港区、永田實代表取締役社長)は、主に関東地区を中心に環境測定や騒音測定などの各種分析業務を行う環境技術センター(本社:東京都千代田区、西方康好代表取締役社長)の全株式を昨年12月26日付で取得し、子会社化した。環境技術センターの資本金は1000万円、従業員数37名で2017年11月期の売上高は4億2600万円。

関東エア・ウォーターは産業ガス関連や医療関連事業の顧客に対する環境分析サービスの提案など、環境技術センターとのシナジー効果を追求するとともに、新事業として環境分析事業の育成を図る。

環境技術センターは、2004年の創業以来、10年以上にわたりシックハウス症候群対策を主眼においた有害化学物質の室内環境測定を主たる事業として成長、また、室内遮音性能測定などの環境測定分野も得意としており、今後の環境分析市場での成長が期待されている。

環境技術センターのグループ化で、関東エア・ウォーターは、主要顧客である建設関連や病院関連などの環境分析を必要とする顧客へ新たなサービスを提案することができるようになるほか、グループが北海道地区で展開する環境分析事業との人的・技術的交流により、グループ全体としての環境分析事業の強化も図る。