エア・ウォーター、“くらし”に関わる研究、技術・製品の開発センター「AWバイオデザイン社」設立
エア・ウォーターは、3月29日(金)付で、医療・ヘルスケアならびに農業・食品という”くらし”に関わる分野に特化した研究、技術・製品開発の開発センターとして、エア・ウォーター・バイオデザイン(以下:AWバイオデザイン社)を設立した。
エア・ウォーターグループは、医療関連事業と農業・食品関連事業を今後の成長の柱と位置づけ、M&Aや設備投資をはじめとした積極的な投資により業容の拡大・充実を進めている。これまでの研究開発体制は、総合開発研究所が産業ガスで培ったコア技術を中心に、幅広い事業領域で有する先端技術を活かした研究活動に取り組んできた。
今回、医療関連事業と農業・食品関連事業の社会課題や顧客ニーズを掘り起こした”くらし”に関わる研究・技術開発を進めることで、スピーディーに製品化を図り事業成長を果たすため、医療・ヘルスケアと農業・食品分野に特化した開発センターとして、社内外から人材を募り50名体制で、2019年5月中旬に開館予定の「エア・ウォーター国際くらしの医療館・神戸(仮称)」内に新会社・AWバイオデザイン社を設立した。
AWバイオデザイン社では、新製品・新規事業の開発に取り組むとともに、医療カンパニーや農業・食品カンパニーのみならずエア・ウォーターグループ内外からの技術開発や既存製品の改良などの業務を受託し、さらに地域事業会社と連携し地域ニーズに応じた製品・サービスの開発を推進する。
【新会社の概要】
- 会社名:エア・ウォーター・バイオデザイン株式会社
- 本社所在地:兵庫県神戸市中央区港島南町1丁目3番1号(「エア・ウォーター国際くらしの医療館・神戸(仮称)」内)
- 代表者:代表取締役社長 原 圭太
- 事業内容:医療・ヘルスケア、農業・食品分野の研究、技術・製品開発
- 資本金:90百万円(エア・ウォーター100%子会社)
- 設 立:2019年3月29日(金)
- 人員体制:2019年度 約50名
※社名の由来/バイオデザインについて
”バイオデザイン”とは、2001年にアメリカ スタンフォード大学のポール・ヨック博士他が開発した教育プログラムで、開発の初期段階から多面的な視点(医学、工学、事業企画、製品デザイン等)で検証しながら、医療現場で生じる問題の解決策を開発し、イノベーションを実現するアプローチを特徴とする。
AWバイオデザイン社はこのバイオデザインプロセスを製品や事業開発のプロセスに応用していくことから、社名に”バイオデザイン”を冠した。