相互産業「新型コロナウイルスへの対応」
日本エア・リキードグループの相互産業は、医療ガス納入と酸素濃縮器などの新規設置・交換・回収における新型コロナウイルス感染予防への対応について発表した。
これによると、患者や医療機関への医療ガス供給継続のため、社員への感染リスクを極力排除する必要があり、医療ガス納入時や酸素濃縮器などの在宅医療に関わる機器の設置について、次の対応を行い関係者に対し協力を請うとしている。
1.医療ガス納入時
- 当該病院にて新型コロナウイルス感染もしくは疑いが確認された場合の事前の情報提供。
- 特にリスクの高い病室・病棟について、患者やその家族・メディカルスタッフの動線を確認し、相互産業の配送スタッフと接触をしない提案を行う。
- 配送スタッフがマスク・手袋・ゴーグル・防護服等を着用する場合がある。
2.在宅医療に関わる機器の設置・交換・回収
- 対応を依頼された患者が「新型コロナウイルスに感染していないか」「感染を確認していないが疑いがあるか」「発熱・咳等の症状を呈していないか」等を確認。その情報を元に相互産業の対応ガイドラインに沿って対応する。この確認に協力が得られない場合は、対応不可とする。また、咳・発熱が無い場合でも、患者の自宅の状況、対応者等の設置先の情報を詳細に確認する。設置先にて37.5℃以上の熱と共に、咳の症状があった場合は対応ができない場合がある。
- 患者が新型コロナウイルスに感染が確定している又は 感染の疑いがある(発熱・咳の症状、検査待ち)場合は、相互産業の社員が患者、家族に直接接触する形での対応は不可。患者の自宅前での機器受け渡し、又は、医療機関への機器引渡しのみの対応とする。
相互産業では「今後も常に、国内の感染状況を注視し、行政や関係機関から新たな方針・要請が発表された場合は、適宜取り組み方針を更新する。お客様・患者様には、ご不便・ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解賜りますよう、宜しくお願い申し上げます」とコメントしている。