「神戸・関西圏水素利活用協議会 協議会レポート」を作成
水素社会の将来ビジョン整理と需給の定量化
岩谷産業など12社が会員として参画する「神戸・関西圏水素利活用協議会」(以下、「本協議会」)は、2020 年度の取り組みについてまとめたレポート『神戸・関西圏水素利活用協議会 協議会レポート-将来ビジョン整理と需給の定量化-』を作成した。
『神戸・関西圏水素利活用協議会 協議会レポート-将来ビジョン整理と需給の定量化-』
・概略版
http://www.iwatani.co.jp/img/jpn/pdf/newsrelease/1393/20210517_document1.pdf
・詳細版
http://www.iwatani.co.jp/img/jpn/pdf/newsrelease/1394/20210517_document2.pdf
本協議会ではこれまでに、神戸・関西圏における水素社会の将来ビジョンを策定し、ビジョンに基づく水素需要ポテンシャルの試算、供給ポテンシャル量および価格の試算を行った。その上で、2030 年頃の水素サプライチェーンを定量化し、課題の抽出、ビジョン実現に向けたアクションプランの策定等を実施したもの。
岩谷産業は、1941年に水素の取り扱いを開始して以来、製造から輸送・貯蔵・供給・保安まで一貫した全国ネットワークを構築。2006年に大阪府堺市に国内で初めての液化水素製造プラントを建設し、現在では年間1億2,000万㎥(3拠点・6プラント)の液化水素製造能力を有する日本で唯一の液化水素サプライヤーとなる。また、全国に保有している10カ所の圧縮水素工場などの事業基盤を活かし、日本の水素市場におけるシェアは70%になるとしている。
【会員企業(2020 年度時点)】
岩谷産業株式会社、株式会社大林組、川崎汽船株式会社、川崎重工業株式会社、関西電力株式会社、株式会社神戸製鋼所、シェルジャパン株式会社、電源開発株式会社、パナソニック株式会社、丸紅株式会社、三菱パワー株式会社、ENEOS 株式会社(50 音、ABC 順)
【事務局(2020 年度時点)】
岩谷産業株式会社、デロイトトーマツコンサルティング合同会社、丸紅株式会社(50 音順)