エア・ウォーター、SOMPOグループとの開発協力による介護用シャワー入浴装置「美浴」最新モデルの販売開始
「Future Care Lab in Japan」とリクライニングチェアを改良
エア・ウォーターは、介護用シャワー入浴装置「美浴(びあみ)」(以下、「美浴」)シリーズのリクライニングチェアについて、SOMPOホールディングス㈱(本社:東京都新宿区/グループCEO執行役社長 櫻田 謙悟)・SOMPOケア㈱(本社:東京都品川区/代表取締役社長 遠藤 健)が立ち上げた「Future Care Lab in Japan」と共に改良に取り組み、9月14日より最新モデルの販売を開始した。
介護用シャワー入浴装置「美浴」シリーズ
独自のドーム構造とミストシャワーにより、入浴者の身体の露出を減らし、利用者のプライバシーに配慮しながら、身体をしっかりと温め、お湯に包まれる感覚を体感できるシャワー入浴装置。お湯を貯める必要がないため、利用者は溺れる心配もなく安全・安心して入浴ができる。一人当たりの入浴の時間と介助人数も削減できるため、介助者の業務負担の軽減と感染対策を実現する。
リクライニングチェアの主な改良点
シートマットの改良
シートマットのU字空間部分のサイズを狭めることで、利用者の臀部が落ちづらく、安定した姿勢を保てるようにした。*測定場所により若干寸法変わる。
レッグサポートの改良
レッグサポートが一定の角度で固定されていることにより、利用者が介助なしで立ち上がりづらい構造であったため、立ち上がる際に足を引き、安全に立ち上がることができるよう収納式に改良した。
エア・ウォーターでは介護用シャワー入浴装置「美浴」シリーズを通じて、入浴者の安全・安心で快適な入浴をサポートし、より幅広い入浴介護のニーズに応える。
Future Care Lab in Japanについて
Future Care Lab in Japanは、SOMPOホールディングス㈱とSOMPOケア㈱が2019年2月に「人間」と「テクノロジー」の共生による新しい介護のあり方を創造するプロジェクトとして、開設した研究所において国内外の最新テクノロジーの実証を行っている。
Future Care Lab in Japanでは、「食事」「入浴」「排泄」などの介護業務に関するテクノロジーの研究開発・実証・評価を行い、ICTやロボット、AIを駆使してケアスタッフの負荷を軽減し、そのゆとりを、対話をはじめとする人にしかできないケアに転換していく「新しい介護のあり方」を追求する。
Future Care Labのウェブサイト: http://futurecarelab.com/