エア・ウォーター・マテリアル、「グリーンイノベーション推進室」設置
エア・ウォーター・マテリアルは、「地球、社会との共生により循環型社会を実現」することを目指し、2021年10月1日付で「グリーンイノベーション推進室」を設置した。
「グリーンイノベーション推進室」は、CO2排出量削減にむけ、国内、海外拠点と連携し、主に次の3分野において地域社会のための事業創造、課題解決に取り組み、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けエア・ウォーター・グループの一員として貢献する。
1.循環型社会ビジネス分野
大量生産/商品/廃棄の一方通行経済でなく、あらゆる段階で資源の効率的、循環的な利用を図りつつ、 付加価値の最大化の寄与できる7RやSDGs(12)などのサービス(商品)を展開。
2.脱炭素社会ビジネス分野
再エネ、自動車、蓄電池、半導体、燃料アンモニア、水素などをキーワードとした事業で サービス(商品)を展開。
3.環境負荷低減分野
環境への負荷低減に寄与するサービス(商品)を展開。
- 省エネルギーに寄与する照明、設備類
- 地球温暖化係数低減商品
- 燃料転換ソリューション(LNG/LPG・ボイラー・エコトラップ)
これまでの実績
カテゴリー | 一例 |
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リサイクル | 使用済有機溶剤蒸留再生、使用済樹脂回収・再生樹脂、エコロッカ(木材/樹脂複合材) |
再生可能エネルギー | 太陽光発電システム、バイナリー発電、バイオマス発電関連資材 |
環境負荷低減 | LED照明、船用環境負荷低減薬品、排水処理薬品、VMIおよび共同物流、燃料転換 |
脱炭素製品への材料販売 | 電気自動車および機器、パワー半導体、蓄電池関連の材料販売 |
エア・ウォーター・マテリアルは、創業1661年の薬品専門商社「井上喜」と、創業1924年の絶縁材料専門商社「阿部電材」が、2015年に合併し設立された。リサイクル分野では20年前より、工場から使用済有機溶剤を引き取り、蒸留再生リサイクルを進めており、現在では海外で合弁の蒸留再生工場を展開している。
新設された「グリーンイノベーション推進室」は、各営業組織が個別に進めている環境に対する動きを横断的に企画・計画・活動を行う。また、親会社のエア・ウォーターが取り組むSDGsにも積極的に取り組み、社会に貢献する。