日本産業・医療ガス協会「在宅酸素火災予防キャンペーン」第3回川柳コンクール審査結果を発表

 日本産業・医療ガス協会(JIMGA)在宅酸素部会は、3年前から展開している「在宅酸素火災予防キャンペーン」活動の一環として募集を行った「第3回川柳コンクール」の審査結果を発表した。

【HOT 火災予防部門】最優秀賞作品1句、優秀賞作品5句

 ◎最優秀賞作品

「ねえ父さん たばこ止めたら 金メダル」 広島県 (ペンネーム)瀬戸内のホットラインさん

 〇優秀賞作品

「失言と 酸素と火気は 即炎上」神奈川県 (ペンネーム)不可能を可能にする挑戦さん     

「HOT使用 油断大敵 火気天敵」東京都 (ペンネーム)まちだっこさん    

「火気・飛沫 あなたを守る 2メートル」神奈川県 (ペンネーム)こまめじまさん     

「気を付けて 喫煙・ストーブ お仏壇」新潟県 (ペンネーム)ガッキーさん     

「慌てずに 火の元確認 HOTする」広島県 (ペンネーム)ヒロkeiさん

【HOTあるある部門】最優秀賞作品1句、優秀賞作品5句

◎最優秀賞作品

「たばこ止め 安全安心 金メダル」東京都 (ペンネーム)ジョンさん

〇優秀賞作品

「HOT中 火の用心に 全集中」愛媛県 (ペンネーム)ばーせんさん

「ディスタンス 火気も人とも 2メートル」山梨県 (ペンネーム)令華さん

「酸素ガス 早く変わって 錠剤に」東京都 (ペンネーム)スモールレイクさん

「呼吸リハ イキイキ息し 長生きだ」神奈川県 (ペンネーム)赤鯉さん

「2度見する 火気の距離と 体重計」愛知県 (ペンネーム)コスモスさん

JIMGA「在宅酸素 火災予防キャンペーン」ポスター

 在宅酸素療法では酸素濃縮装置、液化酸素及び酸素ボンベを使用し、酸素ガスを吸入するため、取扱説明書や添付文書において 支燃性ガスである酸素ガスと火気を近づけてはならない旨が記載されている。

 しかし、火災事故により患者が被害に遭う事例が毎年発生しており、平成15(2003)年度から2021年度上半期までにJIMGAが確認している火災事故データでは、82件の死亡、6件の重傷となっている。火災原因の約40%が喫煙、約14%が台所での火気使用、線香、仏壇でのろうそく他、8%が漏電、不明が約38%。