エア・ウォーター・パフォーマンスケミカルが「大阪発明協会会長賞」受賞

「含フッ素芳香族テトラカルボン酸二無水物の精製法」

 エア・ウォーター・パフォーマンスケミカルは、電子材料・分離膜等の原料として使用されるポリイミドモノマー(製品名:6FDA)の精製法に関する発明が、公益社団法人 発明協会主催の令和4年度近畿地方発明表彰において、「大阪発明協会会⾧賞」を受賞したと発表した。

「含フッ素芳香族テトラカルボン酸二無水物の精製法」

 地方発明表彰は大正 10 年にスタートした歴史ある表彰制度で、進歩性に優れ、事業実施の効果が顕著であり、科学技術の向上と地域産業の発展に寄与している発明等を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するもの。

 今回受賞した「含フッ素芳香族テトラカルボン酸二無水物の精製法」(製品名:6FDA)は、エア・ウォーター・パフォーマンスケミカルの優位技術である液相空気酸化プロセスと安価な溶媒を用いて、製品の高純度化を可能にし、量産化を実現した点が高く評価された。

近畿地方発明表彰「大阪発明協会会長賞」受賞者

  • 株式会社FILWEL 専務取締役 藤林 良一
  • 上海愛沃特国際貿易有限公司 前田 和彦
  • エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル株式会社 開発本部 小沼 文夫