岩谷産業、根岸液化ガスターミナル内にLPGシリンダー充填所を建設

 岩谷産業とその100%子会社である株式会社エネライフ(本社:東京、社長:清水尚之、資本金:1億円)は、関東・首都圏エリアでのLPガス供給体制の一層の強化を目的に、輸入基地に隣接し、これまでローリー出荷のみを担ってきた「根岸液化ガスターミナル」の敷地内にLPGシリンダー充填所を建設することを決定し、3月31日に起工式を行った。稼働開始は、2024年初頭を予定する。

「根岸液化ガスターミナル」LPGシリンダー充填所
(根岸液化ガスターミナルLPGシリンダー充填所の完成予想図)
※赤く囲んだ部分が今回の建設箇所

施設概要

  • 名称: 根岸液化ガスターミナル LPGシリンダー充填所
  • 場所: 神奈川県横浜市磯子区新磯子町34
  • 工事概要: LPGシリンダー充填所新築 鉄骨造1階建 延床面積 2,198m2
  • 充填設備: 回転式全自動充てん機(14連×2基)
  • 年間製造能力: 5万トン/年 一日8時間稼働
  • 施主: 根岸液化ガスターミナル(株) 代表取締役社長 清水尚之

 ※根岸液化ガスターミナル株式会社は、2022年に岩谷産業が東京ガスグループより株式を取得し事業を承継した株式会社エネライフのグループ会社。出資比率は株式会社エネライフが51%、岩谷産業が49%。

 岩谷産業では「環境問題への意識が益々高まる中、環境負荷が少なく暮らしに欠かせないLPガスを、安全かつ安定的に供給することにより、社会的責任を果たすとともに、今後もお客様の信頼に応えられるよう努めて参ります」としている。