新コスモス電機 2024年3月期第1四半期連結決算
国内市場は設備投資の持ち直しで販売増加
新コスモス電機の2024年3月期第1四半期連結決算は、売上高82億5800万円(前年同期比3.0%増)、営業利益7億3000万円(同33.7%減)、経常利益10億2300万円(同34.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3億3700万円(同47.3%減)となった。直近公表の通期連結業績予想と年間配当金予想に変更は無い。
一酸化炭素センサを使ってより早く火災を知らせる一酸化炭素検知機能付き火災警報器「プラシオ」や、米国向け電池式メタン警報器などの家庭用ガス警報器関連、工業用定置式ガス検知警報器関連、業務用携帯型ガス検知器関連の各分野で独自のガスセンサ技術を活かした機器の開発・販売を進めた。商品別概況は次のとおり。
家庭用ガス警報器関連
海外市場における米国向け電池式メタン警報器の販売が好調に推移した。売上高は43億9700万円(前年同期比3.4%増)。
工業用定置式ガス検知警報器関連
国内市場では設備投資の持ち直しで販売が増加した。海外市場で中国経済のコロナ禍からの回復や、エレクトロニクス業界向けの販売が好調に推移した。メンテナンスサービスも堅調に推移。売上高は21億9400万円(前年同期比12.9%増)。
業務用携帯型ガス検知器関連
主に国内市場の設備投資の持ち直しで、都市ガス業界向けをはじめ全般的にガス検知器の販売が好調に推移した。メンテナンスサービスも好調に推移。売上高は13億5400万円(前年同期比3.1%増)。