東邦アセチレン 食品添加物用の亜酸化窒素の価格改定
2023年11月1日から、8%~15%の値上げ
東邦アセチレン エスプーマ営業部は、エスプーマに使用される食品添加物用亜酸化窒素(N2Oガス)を2023年11月1日より値上げする。改定幅は8%~15%増。
値上げの理由について東邦アセチレンでは「主たる要因は製造コストの上昇によるもの。原料の高騰や、電気代、燃料代などの製造に関わるコストが上昇しており、誠に遺憾ではございますが価格改定を実施せざるを得ない状況」だとしている。
近年、物流費、製造コスト、容器等資材等の価格上昇が続いており、物流の効率化や業務の効率化によりコスト吸収に努めているが、企業努力では吸収困難な状況となっていた。
東邦アセチレンは2023年4月1日出荷分より、酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、混合ガス、水素ガス、アセチレンの産業ガスについて、現行価格に対し35%以上の値上げを行っている。