新コスモス電機 2024年3月期第2四半期連結決算
国内の家庭用警報器と海外の警報器用ガスセンサの販売は減少
新コスモス電機の2024年3月期第2四半期連結決算は、売上高182億0600万円(前年同期比1.0%増)、営業利益19億2000万円(同33.9%減)、経常利益24億2200万円(同32.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益12億1500万円(同37.6%減)となった。直近公表の通期連結業績予想と年間配当金予想に変更は無い。
一酸化炭素センサを使ってより早く火災を知らせる一酸化炭素検知機能付き火災警報器「プラシオ」や、米国向け電池式メタン警報器などの家庭用ガス警報器関連、工業用定置式ガス検知警報器関連、業務用携帯型ガス検知器関連の各分野で独自のガスセンサ技術を活かした機器の開発・販売を進めた。
商品別概況は次のとおり。
家庭用ガス警報器関連
海外市場における米国向け電池式メタン警報器の販売が好調に推移したが、国内市場向け家庭用警報器と海外向け警報器用ガスセンサの販売は減少した。売上高は92億4300万円(前年同期比2.3%減)。
工業用定置式ガス検知警報器関連
海外市場のエレクトロニクス業界向けの販売が好調に推移した。メンテナンスサービスも堅調に推移。売上高は52億3500万円(前年同期比14.7%増)。
業務用携帯型ガス検知器関連
主に国内市場の都市ガス業界向けガス検知器の販売が堅調に推移した。メンテナンスサービスも堅調に推移。売上高は29億2900万円(前年同期比2.0%増)。