関西エリアの細胞・検体保管サービスが-150℃以下(液体窒素保管)に対応

NXワンビシアーカイブズ、生体試料を液体窒素タンクや超低温フリーザーで保管・管理

 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社のグループ会社、株式会社NXワンビシアーカイブズ(林田直也 代表取締役社長、以下、NXワンビシアーカイブズ)は、関西エリアで提供している細胞・検体保管サービス(https://www.wanbishi.co.jp/cryogenic-archives/index.html )の対応温度帯に-150℃以下(液体窒素環境)を新たに追加した。

 「細胞・検体保管サービス」とは、GxP関連資料保管サービスで豊富な実績を持つNXワンビシアーカイブズが提供する、細胞その他生体の一部組織等の生体試料を、液体窒素タンクや超低温フリーザー等で保管・管理するサービス。製薬・バイオ・再生医療業界で求められる水準を満たした環境で、冷凍・冷蔵での定温保管が必要な細胞・検体・試料・医薬品原薬などを、安全・確実・長期に保管することが可能。

 関西地区保管センターの取り扱い温度帯は-80℃帯、-30℃帯、5℃帯のみだったが、2023年12月より液体窒素タンク保管エリアを増設し、-150℃以下でのサービス提供が可能となった。これにより、滋賀、京都、大阪、兵庫をはじめとする西日本地区の顧客の幅広い保管管理需要に応える。

関西地区保管センターの細胞・検体保管サービス

  • 関西地区保管センター:滋賀県 東近江市
  • 本サービス仕様 対応温度帯: [-150℃以下]、[-80℃帯]、[-30℃帯]、[5℃帯]
  • 省令対応:GMP 省令準拠 医薬品製造業(包装・表示・保管)取得
  • 保管対象例:細胞、血液、血清、遺伝子組換え等生物、原薬、治験薬、医薬品、化合物、微生物 等
  • サービス URL:https://www.wanbishi.co.jp/cryogenic-archives/index.html
  • Youtube URL: https://youtu.be/qqkZNRdBv2g

株式会社NXワンビシアーカイブズ概要

 NXワンビシアーカイブズは、1966年の設立以来、一貫して『企業の情報の安全確保と管理の効率化』を追求し、堅固なセキュリティ体制のもと、重要な情報(機密文書、医薬品開発関連資料、永年保存の歴史資料、テープ等の記録メディア、デジタルデータ、細胞・検体試料など)の発生段階から活用、保管、抹消までのライフサイクル全てをカバーした総合的サービスを提供している。

 東京・大阪・名古屋・九州に営業拠点を置き、官公庁や金融機関・医療機関・製薬業をはじめとした4,000社以上が利用、2017年には書類とデジタルの両方をカバーする新しい書類保管サービス「書庫探」、2019年には書類と電子に対応した電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」、2022年にはWeb申し込み後、最短5日で利用可能な書類保管サービス「WAN-CASE」をリリースし、顧客の働き方の変革をサポートできるサービスを提供する。